こんにちは。ピットイン西宮です。
今回のお車は、以前オイル漏れなどの修理でご入庫いただいたR32GT-Rなのですが、作業中に目視ですでに気になったので、お客様にお話しを伺ってみた結果、やはり早急に修理することになりました。
で、今回の修理のスポットはこちら、はいドン!
RB26ならではの6連スロットルですね。
手前の方になにやらバラバラになった残骸がありますね、、、、、
これなぁに? っつーと、この部品でございます↓
スロットルのスプリングのプラスチックのカラーです。
やはり古いお車なので、樹脂部品は経年劣化でパリパリのバキバキになった挙句に、ご覧の末路です。
このカラーが割れてしまうと、スロットルのスプリングがちゃんと戻らず引っかかってしまい、アクセルを離していてもエンジンの回転数が1,500~2,000回転ぐらいから下がらなくなってしまうことがあります。
このお客様も同様の症状がたまにあるとのことでした。
というわけで、このカラーを新品に交換します。
ここまで分解したのに、ただ交換するだけなのもアレなのでー
カラーだけでなく、スプリングやリップシール等もリフレッシュを兼ねて交換します。
特にリップシールは劣化してしまうと、加給中にエア漏れしてしまいうまくブーストがかからなくなったりするのですが、エンジンに組付けられた状態では構造上すべての箇所を目視で点検することは不可能ですので、やはりこういった機会があれば交換しておくに越したことはない部品かと思います。
このお車の場合は、タービン交換もされているお車ですので、リップシールの抜け防止のスペーサーも併せて組み込みます。
バラバラにして分解した後、点検・清掃してから、再度組んでいきます。
もちろんバタフライとスロットルボディのモリブデンも再度コーティングし直します。これ忘れてるとアイドリング中の回転数がドえらいことになりますので、、、、笑
スプリングの色もグリーンに変わってリフレッシュ完了です。
あとは元通りにスロットル等、エンジンに組み直して作業完了です。
これでまた気持ちよく乗っていただけると思います!
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