こんにちは。GTNETピットイン西宮です。
今回のお車はハッチバック型のGRFインプレッサになります。
タイミングベルトの交換が主な作業でしたが、それに併せて長くお乗りいただけるように、デフ等も含めた油脂類交換とコーティングもご依頼いただけました。ありがとうございます!
というわけで、タイミングベルトが見えるところまでサクサク部品を外していきます。
はい、ご覧のとおりタイミングベルトお目見えでございます。
で、ここでタイミングベルトを外す際にSSTの登場です。
SSTてなんやねん、ってーと、Special Service Toolを頭文字だけに略したものです。スーパー助っ人ツールの略かと勝手に思ってましたが全然違いました、、、、
ドライバーやレンチなどのようになんにでも使えるわけではなく、特定の作業でのみしか用途がない工具のことですね。
このインプレッサのボクサーエンジン用に限らず、かゆいところに手が届~く的な特殊工具は多々ありますので、機会があればまた紹介していきたいと思います。
ちなみに、ランサーエボ10のATトランスミッションのこともSSTと呼びますが、あっちはTwin Clutch Sport Shift Transmissionを略してSSTとなります。
だからなに?って言われると、ちょっとドヤりたかたっただけです、、、、マジサーセン、、、、
さてさて、話それてしまってましたが、噂のSSTがこれでございます。
水平対向エンジンは片バンクにそれぞれIN&EXのカムがありますので合計4本なわけですが、そのままテンショナーを緩めてしまいますと、テンションを失ったベルトが勢いよく動いてしまってプーリー位置がずれてしまいます。メカニック的にはベルトを組む際にまた各々位置を合わせていくのはそれはそれはめんどくさいそうで、このSSTでプーリーを固定しておけばかなり作業が楽になるそうです。
で、SSTのおかげで苦も無くバッチリ適正位置でプーリーが合っています。
あとは元通りに組んでいけば作業完了です。
もちろんサーモスタットやウォーターポンプなど、タイミングベルト取り外し時に交換できる部品も併せて交換しています。
タイミングベルトはおよそ10年もしくは10万kmが交換の目安時期ですが、そのタイミングで確実に切れるというものではございません。個体差によりベルトの寿命は長短あるかと思いますが、切れてしまうとピストンとバルブが当たってしまいエンジンブローと呼ばれる最悪の結果を招くことだけは間違いないです。
まだ大丈夫、まだ大丈夫~♪ と思ってらっしゃるそこのアナタ、切れてしまってからでは手遅れですので、交換推奨時期が近づいてきているのであれば早めの交換をおすすめ致します。
次回は同時のご注文いただいたコーティングについて書きたいと思います。
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