こんにちは。GTNETピットイン西宮です。
今回は86にお乗りのお客さまから、なにやらハンドルからかなりの異音がするとのことでご連絡いただきました。
ご契約されている保険にレッカー特約も付随していましたので、すぐさま積載車にてお引き取りに伺い、お車を預からせていただきました。
高速へ乗ってお引き取りに向かいましたが、保険特約のレッカーですので今回お客様にレッカー費用のご負担は一切ございません。
備えあればなんとやらってやつですが、保険を取り扱いできるスタッフが常駐しておりますので、保険の見直し等もお気軽にご相談ください。
で、話戻って異音がするという86、さっそく点検してみました。
右へ左へハンドルを切って試してみると、ハンドルの動きだしの瞬間にたしかにカコッ!と音と鳴ります。
リフトであげて下回りも点検していきますが、どうやら異音は室内からなっているようです。
室内も少しバラしていき、さらに音の出どころを探っていきます。
あれよあれよと内装部品が外されていき、、、、
どんどん異音の原因を追いかけていきます。
インターミディエイトシャフトのガタかな?とも思いましたが、ボルト等の緩みもなく手に伝わる振動等からシャフトは正常との判断を致しました。
ほな異音キサーマどこから鳴っとるんやーい!?
っつーと、ここからでございます。
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このままではなにがなんやらですので、ステアリングシャフトAssyを取り外していきます。
これが電動パワステのユニットです。
で、電動ということなのでモーターがついているのですが、、、、
こいつが今回の異音の原因になります。
実際になにがどうなっているかわかりやすく見てもらう為、分解してみると
なにやら緑色の破片がありますね、、、、、
モーターとシャフトのギアの間に歯車状の樹脂部品がありまして、黒→緑→黒の3層構造なのですが、真ん中の緑の部品が砕けてしまうと金属ギアの当たりが強くなるようで異音が発生するようです。
特に前期モデルの86・BRZに見受けられるようで、このお車もアプライドAのかなり初期のモデルでした。
この粉っ々になってしまった樹脂部品、残念ながらメーカーではこれ単体では扱っておりませんので、ステアリングシャフトのユニット丸ごと交換でしか注文できません、、、、
ステアリングシャフトにはイモビライザーも付いてますので、丸っと交換してしまうとエンジンがかからなくなってしまいます。ですので、今回は程度の良さそうな中古のステアリングシャフトからこの樹脂部品だけ移植して再度組み上げていきます。組み付け後、試乗チェックで入庫時のような異音はキレイに消え去っていましたので、無事お客様にお車の返却致しました。
お車のご購入時にプレミアム安心保証にご加入いただいておりましたので、今回、お車のレッカーからレンタカーの貸出、修理完了までお客様に費用のご負担は一切ございませんでした。
お車ご購入の際は、ぜひ特約や保証にもご加入されることをおすすめします!
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